Bean to Bar ビーントゥーバー チョコレートとは、カカオ豆からチョコレートの全工程を行うことです。
スーパーやコンビニで売られているチョコレート菓子との違いを紹介します。

カカオ豆はコーヒー豆同様産地によって味が異なります。
Bean to Barは、このカカオ豆そのものの味を生かすことができます。

本来チョコレートは、カカオ豆、カカオバター、砂糖のみで作ることができます。
市販のチョコレートは、日本人の口に合うよう乳化剤や香料が入り、クーベルチュール（製菓用チョコレート）を溶かし、固めるために油分等が加えられます。
原材料を見ると、色んなものが含まれていることが分かります。

市販チョコレートの製造過程は、
チョコレート製造会社が、カカオ豆を輸入し、焙煎、粉砕や温度調節など様々な工程を経て、クー　ベルチュール（製菓用の固形チョコレート、スーパーでも販売されているブロック型のチョコ）を作ります。
これを食品メーカー、菓子メーカーやパティシエの方が、溶かし、味を調えて販売しているのが、市販のチョコレート菓子（スーパーやコンビニ、お菓子屋で販売されているもの）になります。

Bean to Barの定義は、
①カカオ豆からチョコレートバーになるまでの全工程を監督し、透明性があること
②梱包や包装をデザインし、自分のブランドでチョコレートバーを販売していること
です。

カカオを生かすために、カカオ豆、カカオバター、砂糖だけで作られた板チョコレートがお勧めです。
アーモンドが加わっていたり、イチゴや抹茶など様々なテイストの板チョコレートや、店舗によってトリュフ、マフィンなども販売しています。

店舗によっては、添加物が入っていてもBean to Barと表記がありますが、純粋にカカオの味を味わえるのか疑問です。

----------------------------------------------------------
Bean to Barについて参考にしました。
英語です。
What It Means To Be Bean-To-Bar

クーベルチュールについて
wikipedia　クーベルチュール